耐薬品性に優れたパイプは富士化工
1957年に設立された富士化工株式会社は、高機能合成樹脂パイプ及び継手などを製造販売をしている合成樹脂製品の総合メーカーです。
静岡県富士市に本社を置き、横浜市や大阪市に営業所があります。
温泉分野をはじめ、製鉄所や発電所などに繊維強化プラスチックを使用した配管材料やタンクといった構造物の設計から製作、据付、メンテナンスまで一貫したサービスを提供。
高度なプラスチック成型技術で製造された熱可塑性品は食品工場や厨房などの排水管としても採用されており、幅広い分野でこちらの製品が使われています。
また環境に配慮し省資源や省エネルギー活動を推進、環境負荷の低減や環境汚染の予防に努める取り組みもなされています。
こちらの主力製品でもある全層高耐食特殊積層管、フジパイプ7000シリーズは高耐食性プラスチック樹脂、強化材として耐食性ガラス繊維を使用。
独自の設備や技術によって製造された強化プラスチックパイプです。
耐熱、耐薬品性に優れ、熱伝導率は鉄の約300分の1ほどで断熱や保温性にも優れています。
また使用温度範囲も広く、高温度の温泉にも使用可能。
比重が鉄の約5分の1ほどと軽いため、工事で運搬する際に負担が少なく便利です。
気になる耐久性や衛生面ですが、耐候性処理を施しているため紫外線に強く、無味、無臭、無毒で食品工業や醸造工業のパイプとしても適しています。
富士化工は企業理念にもあるように、業界最高の技術を持って社会に貢献している企業です。